
その求人票、見られる前に落とされてるかも?
最近、求人広告を出しているのに、なぜか応募が来ない…。
ポジションや条件は変えていないのに、アクセスが減っている気がする。
その違和感、もしかすると、求人票の「書き方」が原因かもしれません。
実は今、求人がIndeedの検索結果に出るかどうかを決めているのは
IndeedのAI(自動チェックシステム)。
見た目や構成が整っていないと、
求人そのものが「載らない」こともあるのです。
目次
1. Indeed PLUS、本格運用スタート― 求人は「AIに好かれるか」がカギに
2024年にスタートした「Indeed PLUS」は、企業の採用管理ツール(ATS)と連携して求人情報を自動で配信できる新しい仕組みです。
この導入に伴い、求人票はAIによる事前チェックを受けるようになりました。
つまり今後は、求人票の内容や構造が評価の分かれ目に。
AIのチェックをすり抜けなければ、そもそも求人が
「世の中に見られることすらない」可能性もあるのです。
求人情報の精度が、応募数に直結する時代が本格化しています。
— 出典:Indeed PLUS 全国展開リリース
2. 「うちも当てはまるかも…」そんな兆候、ありませんか?
- 給与欄が「応相談」のまま
- 勤務地が「本社」としか書かれていない
- 求人文が長すぎて読みづらい
- 構成や書き方に統一感がない
- 職種名が一般的でなく、社内用語のまま
これらはすべて、AIが「情報不足」や「不親切な内容」と判断し表示優先度を下げる原因になります。
「いつもの形式で出したのに反応が薄い」
——そんな違和感を覚えたときは、AIによる評価が下がっているサインかもしれません。
— 出典:Navigating the new Indeed XML requirements(dstribute.io)
3. 今、求められているのは「AIにも伝わる求人票」
求職者にわかりやすく情報を伝えるのはもちろんですが、
AIにとっても「読みやすく・理解しやすい構造」であることが求められます。
求人票はもはや“人間だけに見せるもの”ではありません。フォーマットの乱れや項目不足、表現のあいまいさが、機械による評価を大きく左右します。
— 出典:Indeed公式求人フォーマットガイド
4. AIに評価されやすい求人票|9つの要素
以下は、Indeedが公式に推奨している「掲載されやすい求人票の条件」です。
- 給与の幅を具体的に記載(例:月給25〜30万円)
→「応相談」「〜以上」ではなく、範囲を明示。 - 福利厚生を具体的に記載(例:交通費支給、社内表彰など)
→「各種保険完備」など抽象的な表現は避ける。 - 勤務時間・シフト情報を明記(例:9:00〜18:00、週休2日)
→「応相談」だけでは不十分。 - 勤務地やリモート可否を記載(例:新宿駅近、リモート可)
→「本社勤務」では伝わらない可能性。 - 必要なスキル・資格を明記(例:普通免許、PC操作スキル)
→「未経験OK」だけで終わらせない。 - 雇用形態を明確に表示(正社員・アルバイトなど)
→言葉を省略せず、明確に記載。 - 短い段落・箇条書きを活用して読みやすく
→詰め込みすぎず、視認性を意識。 - 専門用語は避け、誰でも理解できる表現に
→社内用語や業界略語はNG。 - 「要件→仕事内容→報酬」の順(3R構成)で整理
→読み手の思考の流れに合った順序が大切。
これらを押さえるだけでも、
掲載可否や検索上位に出るかどうかが変わってきます。
— 出典:Indeed公式 How-toガイド
5. 今は見られていても、“いつまでも”とは限らない
「うちはまだ応募が来てるから大丈夫」と思っていませんか?
たとえ今は表示されていたとしても、同じ内容を出し続けていれば、
いずれAIからの評価は下がっていく可能性があります。
IndeedのAIは常に学習・進化を続けています。
古い構成や曖昧な表現が“時代遅れ”と見なされることも増え、
検索結果に出づらくなったり、表示順位が下がるリスクも。
特に、職種や勤務地によって反応の差が出てきたら、
それは“評価の変化が始まっているサイン”かもしれません。
いま応募があるからこそ、次の一手を打つタイミングです。
6. 求人票は、出した後の“改善”が勝負を分ける
昔は「一度作って、ずっと掲載」が当たり前だったかもしれません。
しかし今は、「反応が良い求人票を探りながら更新を重ねる」ことが採用の成果を左右します。
たとえば、勤務地やキャッチコピーを変えたパターンをABテストしたり
ターゲット別に複数の求人票を用意したり
——そんな工夫を、iRecならノーコードでスピーディに実現できます。
- 求人を簡単に複製・改善できる
- 職種・ターゲット別に複数LPを作れる
- ノーコードで誰でも更新できる
求人票の運用力が、これからの採用力です。
7. 求人票の見直しは、今すぐできる改善です
「最近、求人の反応が鈍い」その原因は、“書き方”にあるかもしれません。
AIに評価されやすい求人票に整えることが、今後ますます重要になります。
まずは、今回ご紹介した9つのポイントをチェックし
求人票の構成を見直してみてください。
次回のコラムでは、「AIに評価される9つのポイント」をさらに詳しく解説します!
ぜひお見逃しなく。