「もし今、再び採用担当になったら──」
人事として8年、求人広告営業として5年。
内と外、両方の現場を経験した筆者が、今の時代にあわせた“採用の新しい組み方”を綴るシリーズです。
情報はちゃんと採用サイトに載せている。
社員紹介も、インタビューも、仕事内容も、全部そろってる。
それなのに、なぜか学生の反応がいまひとつ――
その違和感、もしかすると「導線設計」で解決するかもしれません。
本コラムでは、「共感で探したくなる導線」の再設計についてお伝えしたいと思います。
目次
「共感から探したくなる」タグの設計に変えていく
Z世代や若手は、情報の“量”だけでは動きません。
何よりも、「自分に関係あるかどうか」で動きます。
スマホでパパッと見る彼らにとって、じっくりスクロールして探す導線は、少し重い。
じゃあ、どうするか?
“決め手タグ”を軸に、共感の入り口をつくる。
これは、筆者が人事に戻ったら絶対に取り組むことの一つです。
タグを「フィルター」から「決め手」に変えてみる
iRecには、検索タグの機能があります。
でも、タグを「職種」「部署」「勤務地」などのカテゴリにして終わっていませんか?
ここに一工夫加えて、「この会社を選んだ理由」=決め手タグとして設計する。
それだけで、求職者との共感導線が一気に変わります。
たとえば、
- 成長できそう
- 社風が合いそう
- 自分らしく働けそう
- 地域とのつながりを感じた
- MVVに惹かれた
など。
“自分も同じ視点で会社を選びたい”という入口をつくることで、
その先の社員の声や仕事内容にも、自然と興味がつながっていきます。
※iRecに標準機能としてある「タグ」は、Instagramのハッシュタグ(#)のような機能です。
キーワードをクリック(検索)すると、その言葉に関連する情報だけをまとめて見ることができます。

タグから「似た誰か」にたどり着ける構造が大事
Z世代は、最初に「自分に似た誰か」を探します。
だから、タグをクリックした先に、
その決め手で入社した先輩たちがちゃんと出てくる構造にしておく。
これが、“探したくなる”設計の第一歩です。
社員カードには:
- 顔写真
- 決め手を表すキャッチ
- 一言コメント
など、ファーストビューで「ちょっと読んでみようかな」と思わせる工夫をしましょう。
さらに「もっと知りたい」と思ってくれた人には、インタビューページで深掘りを用意します。
「1タグ=1人」じゃ、もったいない
タグの先に1人だけが表示される構造。
これ、よく見かけるのですが、正直かなりもったいないんです。
「この人の話はいいけど、私にはちょっと違うかも…」
そう思われた時点で、そのタグはスルーされてしまう可能性が高い。
だから私は、1タグに3〜5人の社員を配置することをおすすめしています。
バックグラウンドが異なる複数の社員が、「同じ決め手」で会社を選んでいる。
この並びがあるだけで、説得力がまるで違います。
職種説明にも「共感タグ」は応用できる
たとえば「営業」だけでは伝わりにくくても、
- 課題を見つけて解決する仕事
- “困った”に応える仕事
- 地域を支える仕事
というタグを添えることで、
「なるほど、自分がやりたいのはこういうことかも」と気づいてもらえる導線になります。
Z世代は、職種そのものよりも「意味」や「価値観」に反応する傾向が強い。
だから私は、タグを「絞り込み」ではなく「翻訳装置」だと思って使っています。
まとめ|“探したくなる設計”、できていますか?
iRecは、情報を載せるためのツールではなく、「どう届けるか」を設計できるツールです。
次は“共感される入り口”を一緒につくっていきませんか?
まずは、「自社ならではの決め手タグ、5つ選ぶとしたら?」と考えることから。
その問いが、求職者との距離をぐっと縮めてくれるはずです。
Z世代に届く採用設計、iRecなら今日から始められます。
そんな共感ポイントを一緒に再整理することも可能です!
お気軽にご相談ください。

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