「職種名」で損してるかも? 応募数が変わる言葉の選び方

  • 投稿日:
  • 更新日:
「職種名」で損してるかも? 応募数が変わる言葉の選び方

応募が少ないのは“言葉選びのせい”?
――専門用語 vs 一般用語、職種名の使い分け戦略

「社内で通じる職種名」って、求職者にもちゃんと伝わっているでしょうか?
専門性を示すことで経験者に訴求できる一方、検索されにくい言葉だと応募数が集まらない…
そんなジレンマがあります。

今回は、専門用語と一般的な職種名のメリット・デメリットを整理し、どんな人に見てほしいかで職種名を適切に調整する方法をご紹介します。

今回の記事でわかること

  • 「応募が来ない職種名」に共通するNGパターンとは?
  • 専門用語 vs 一般用語、それぞれのメリットと注意点
  • 職種名を変えただけで応募数が大きく改善した事例とテスト方法

職種名は「求人票の顔」—その言葉、認知されていますか?

「オペレーションエグゼクティブ」
「CS推進担当」

社内では当たり前に使われている職種名でも、外の人には伝わっていないかもしれません。

たとえば「オペレーションエグゼクティブ」と聞いて、物流センターでの仕分け業務を想像する求職者はどれだけいるでしょうか?

旅行業界では訪日客の手配スタッフ、ホテル業界では運営マネージャーを指す場合もあり、業界ごとに意味合いが異なることすらあります。

こうした「伝わりにくい」職種名は、検索にヒットしにくく、クリック率や応募率に大きく影響します。

Indeedの公式ガイドでも、
「業界で一般的に使われている、明確で具体的な言葉を使うこと」
が推奨されています。

▶出典:Indeed公式ガイド

言葉の違いで、専門性も広告範囲も変わる

職種名に専門用語を使うメリットは、ピンポイントで経験者に届く可能性があることです。
たとえば「UI/UXデザイナー」といった表現は、ある程度スキルを持った人に明確に届きます。

一方で「Webデザイナー」や「ホームページ制作」といった一般的な表現にすると、より広範囲の求職者の目に留まり、クリック数は増える傾向があります。

実際、Indeedでは職種名が求人の表示順位やクリック率に大きく関わることがわかっています。
理由は、 求職者の多くはキーワード検索を起点にして求人を探すためです。

つまり
検索されやすい言葉=(求職者と)出会いやすい言葉なのです。

さらに、スマホ閲覧が主流な現在において、
「冒頭30文字で業種と業務がわかる職種名」が理想的です。

30文字以上でも掲載は可能ですが検索画面では、31文字以降は、ほぼ見えません。
だからこそ、職種名が長くなる場合でも冒頭からの30文字にはこだわって欲しいポイントです。

▶出典:Team Engine:Indeedベストプラクティス

それぞれの意図に合わせて、言葉を調整しよう

では、専門用語と一般用語、どちらを使えばいいのでしょうか?

答えは、「誰に見てほしいか」によって変わります。

たとえば、経験者をターゲットにしたい場合は、専門用語を使って訴求するのが効果的です。
一方で、母集団を増やしたい場合や未経験も視野に入れている場合は、一般用語の方がクリックされやすくなります。

実際、「医療事務」→「受付スタッフ」に職種名を変えたことで、応募数が1件から10件以上に増加し、無事採用に至ったというクリニックの事例もあります。

▶出典:note記事

また、複数の職種名を並行して試した結果、応募数が3倍に増えたという海外事例も存在しています。

indeedが掲げるのは、【1名の応募=採用成功】というあり方です。

そのための重要な要素が、職種名なので欲しい人材にあわせて工夫することが重要です。

▶出典:Haley Marketing事例

まとめ:言葉を変えれば、反応が変わる

専門用語を使うのが悪いわけではありません。ただ、それが求職者に伝わっているかどうかは別問題です。

求人の反応が鈍いと感じたら、まずは職種名を見直してみてください。

iRecなら、職種名やキーワードを変えたABテストも簡単に実施可能。
ノーコードの編集機能で、複数パターンを試し、最も反応の良い表現を見つけることができます。
ぜひ、理想とする採用人材と相性のよい職種名を発見するまで試してみてくださいね。


資料請求はこちら!

資料ダウンロード

iRecについて気になることがございましたら、
なんでもお気軽にご相談ください!
採用サイト制作・活用に関する
無料オンライン相談も随時承っております。