求職者の心をつかむには?──採用サイトは◯◯◯と共につくろう!

求職者の心をつかむには?──採用サイトは◯◯◯と共につくろう!

1. 採用サイトづくりが進まない理由

採用サイトを作りたい。でも、なかなか手がつかない。

構成は?
載せる内容は?
誰が考える?
誰が書く?

——悩みは尽きません。

テンプレート通りに情報を並べれば、「それっぽい」採用サイトはできます。
でも、それだけでは求職者の“心”には届きません。

本当に必要なのは、誰かの感情に刺さる情報。
そしてその情報を一番知っている人が、実はすぐそばにいます。

それが、あなたの会社を選んでくれた「内定者」です。

2. 採用サイトは“内定者と共創”が最短ルート

採用サイトは「内定者と共に創る」のが、実は非常に効果的です。

彼らこそが、直近の就活市場で多くの会社と出会い、
リアルに企業と企業を比較・検討した経験を持つ当事者であり、
“次の世代への共感のバトン”を持つ存在。

一方通行の発信ではなく、「自分たちが応募したくなる内容」を共につくる。

そのプロセスこそが、採用の質を変えていきます。

3. 内定者との共創をおすすめする理由

3-1. 求職者目線の精度

内定者は、つい最近まで就活生でした。

つまり、何十社もの採用サイトを見て・感じて・選んできた、いわば”経験者”です。

  • 「他社では各職種ごとに、社員の1日スケジュールが載っていてイメージしやすかった」
  • 「魅力的な福利厚生の制度がいくつかあったけど、実際に活用されているのかいまいち見えてこなかった」
  • 「情報が更新されていないのか、コーポレートサイトと異なる内容が掲載されていて不安になった」
  • 「凝った作りのユニークなサイトは印象には残るけど、知りたい情報が探しにくかった」

その中で惹かれた情報、ピンとこなかった説明、逆に信頼を感じた構成など、
企業が気づけない「共感のツボ」を肌感覚で知っています。

この視点を活かすことで、企業が「伝えたい」と思っている内容と、
求職者が「知りたい」と感じている情報とのズレを埋めることができるのです。

3-2. インタビュー設計にこそ価値がある

特におすすめしているのは、
内定者自身に“先輩社員へのインタビュー項目”を考えてもらうことです。

  • 就活中、どんな情報があれば安心できた?
  • 後輩に自社をすすめるなら、どんなポイントをどう伝える?
  • 他社サイトで役立ったコンテンツは?逆に不要だったのは?

こうした視点からインタビュー項目を設計することで、
企業側が見落としていた伝えるべきリアルな価値が自然と浮かび上がります。

さらにこの共創は、内定者へ好影響も期待できます。

自身の就活を振り返りながら、改めて自分が選んだ会社のリアルをより深く知る。
何より先輩社員への取材を通し、数か月後に❝そこ❞で働く自分の姿を描くことにつながります。

3-3. 採用教育プログラムとしての機能

この取り組みは、ただの“1回限りの企画”では終わりません。

内定者との採用サイト共創は、翌年以降も繰り返し活用できる採用教育プログラムになります。

  • 毎年、内定者に自社紹介コンテンツを考えてもらう
  • 次の世代への情報を、自分たちの言葉で整理し、カタチにする
  • 「自社採用をみんなで考える文化」が育つ

これを研修の一環として取り入れることで、
採用を自分ごと化する文化が自然と会社、組織に浸透していくはずです。

同時に、毎年「生きた声」で情報を更新できる仕組みが完成します。

4. 実際の事例と変化

ある企業では、内定者がコンテンツ設計から関わったことで——

  • 応募数は前年比1.4倍に
  • 採用サイトの離脱率は大幅減少
  • 内定辞退率も過去最低を記録

求職者からは
「リアルな声が伝わってきた」
「就活中の自分の不安を代弁していた」
といった声が多く届き、

社内からも
「採用は人事だけでなく、組織全体で考えるべきだと気づけた」
という意識変化が生まれました。

5. 最後に|共感が生まれる採用サイトへ

採用サイトとは、ただ会社の情報を並べる場ではなく、
未来の仲間との“共感のきっかけ”をつくる場所です。

内定者と共に言葉を選び、構成を考えることで、
“選ぶ側”と“選ばれる側”の境界を越えた、共感できる仲間との縁を強める採用サイトが生まれます。

「採用サイトが古くなっている」
「誰の目線で作ればいいか迷っている」
そんなときこそ、“未来の仲間”に問いかけてみてください。

その声の中に、あなたの会社だけが持つ共感のストーリーがきっと眠っています。


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