“社員の生の声”を伝えることで応募者数が約2倍に
- 設計ソリューション

Nature Architects株式会社様は、メタマテリアルや折紙工学の知見を埋め込んだ独自の設計アルゴリズム群「Nature Architects Design Platform」を活用することで、自動車業界を主軸としながら家電、建設など様々な製造業各社の新規製品設計を支援する会社です。今回は、採用サイト制作の検討を始めた経緯やiRec導入後の効果についてお話をお伺いしました。
iRec導入前の課題と、導入にあたっての不安だった点を教えてください。
山口さん:これまで当社では、リファラル採用やダイレクトリクルーティングのみで採用活動を実施していました。採用専用サイトは存在せず、当社のホームページに募集要項を載せる程度でした。結果として、リファラル採用などはうまくいっているものの、当社のことをあまりよく知らない方からの応募はあまりなく、採用スピードに課題を抱えていました。
採用専門サイトを構築するのは初めての経験だったので、コーポレートサイトとの連携性やコンテンツの重複、導線の整流化など、具体的な実装方法については不安がありました。しかし、豊富な導入実績をお持ちの御社からアドバイスやご提案をいただいたことで、コーポレートサイトとiRecがシームレスにつながる点やコンテンツの整合性などを事前に確認でき、安心して導入を進めることができました。
初めての採用サイト構築ということで、不安も大きかったのですね。事前の綿密な打ち合わせが安心感につながり、嬉しく思います。
iRecを導入されてからの効果や満足されている点について教えてください。
山口さん:御社の機能で特に満足している点は「コンテンツの拡張性」です。採用サイトにおいては、現時点で働いているメンバーの生の声が何より重要だと考えています。社員がどんどん増える中で、新しく増えたメンバーへのインタビューを掲載することで「生きた」採用サイトになると思います。その点、御社に実装いただいたiRecではその拡充性が容易であるため、当社の方でインタビューを実施しそれを御社に掲載いただく、という流れがスムーズに実施でき満足しています。
iRec導入前に期待していたことは「応募者数の増大」でした。当社は技術的に難しいことを実施していることもあり、ホームページやメディアへの掲載情報などでは具体的な業務のイメージが湧きにくく、結果として応募にまで至らない方が多かったのかと理解しています。今回iRecを利用したことで、具体的に働くイメージを持ってもらった状態で応募に至る方が増えたと実感しています。
具体的なエピソードとしては、iRecを運用し始めた後に実際に選考に進んでいただいた方から「採用サイトに働いている人のインタビュー記事があったおかげで具体的な業務内容がイメージ出来た」と言っていただいたことは大きな成果だと感じています。
効果については、iRecを運用してから2か月程度で実際の採用活動に効果が出始めたと感じています。サイト公開前に複数個のインタビュー記事や代表メッセージなど採用サイトならではのコンテンツを準備していたので、ローンチからすぐに効果が得られたのではと感じています。
コンテンツの拡張性を活かして「生きた」採用サイトを実現されているのは素晴らしいですね。
iRec導入後の具体的な成果と、特に効果があった機能について教えてください。
山口さん:iRec導入前と比較して、応募数は大体2倍程度に増えました。人材エージェントを介した紹介をいただく際に、エージェントの方で当社を紹介する際に分かりやすいコンテンツとして利用いただいているようです。
特に効果に繋がったのは従業員によるインタビュー記事になります。当社は技術系スタートアップということもあり、ホームページは技術的な情報が中心となり具体的な業務イメージがつきにくいのが欠点になります。インタビュー記事があることで、実際にどのような働き方をしているのか、どのような人材が求められているのかが分かりやすく伝わるようになりました。
応募数が2倍になったのは大きな成果ですね!エージェントの方にも活用いただけるコンテンツになっているのは、採用フロー全体の効率化につながっていると感じます。
iRecのデザインや使いやすさについて、どのように感じていらっしゃいますか?
山口さん:今回は採用サイトを独立して構築したので比較ではないのですが、採用サイトという独立したサイトがあることで、導線を作りやすくなりました。具体的には採用に関するPR記事をアップした際にはそこに貼り付けるリンクはiRecにすることで転職に興味のある方が直接知りたいコンテンツに飛べるようになりました。
全体のデザインが採用目線になっていて、技術ではなく人が前面に出るようなランディングページになっている点が気に入っています。
今後の採用活動における課題や目標、そしてiRecの活用展望についてお聞かせください
山口さん:今後もiRecを主軸に、当社への転職に興味のある方への訴求コンテンツを拡充していきたいと思います。特に色々な職種の方のインタビューを掲載したり、異なる職種の方とのクロストークを実施したりすることで、当社での業務イメージを立体的に表現できればと考えております。
技術系スタートアップということもあり、技術的な部分に共感してもらえる方への継続したアウトリーチが重要と考えます。事業が順調に拡大している所でもありますので、事業の拡大と共にメンバーも増やしていきたいため、継続した応募者数の確保および採用へといたる人数の確保を狙っていきたいです。
iRecは採用に関する独自のコンテンツを継続して増やすことができるため、今後もコンテンツを拡充していきたいと考えています。新しく入った人へインタビューを実施し、そのコンテンツを元に更に採用が容易になるようなフィードバックループが構築できればと考えています。
ありがとうございます!ぜひこれからもiRecを活用して、積極的な情報発信を続けていただけると弊社としても嬉しいです。